北谷町議会 > 2001-03-26 >
03月26日-09号

  • "児童委員"(/)
ツイート シェア
  1. 北谷町議会 2001-03-26
    03月26日-09号


    取得元: 北谷町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-10
    平成13年  3月 定例会(第245回)     平成13年第245回北谷町議会定例会会議録(第21日目)    開議 平成13年3月26日(月)10時00分    閉会 平成13年3月26日(月)15時45分出席議員   1番 亀谷長久議員   2番 大城信廣議員   3番 照屋 宏議員   4番 中村重一議員   5番 阿波根 弘議員   6番 大嶺 勇議員   7番 稲嶺盛仁議員   8番 宮里友常議員   9番 玉城政秀議員  10番 仲村光徳議員  11番 大浜ヤス子議員  12番 田場健儀議員  13番 洲鎌長榮議員  14番 安里順一議員  15番 新城幸男議員  16番 宮平昌信議員  17番 瑞慶覧朝義議員  18番 与儀朝祺議員  19番 泉 朝秀議員  20番 伊集守明議員  21番 松島良光議員  22番 與那覇政保議員欠席議員     なし説明のため出席した者の職氏名  町長             辺土名朝一  助役             比嘉吉光  収入役            宮里友三  教育長            瑞慶覧朝宏  総務部長           源河朝明  住民福祉部長         渡慶次 哲  建設経済部長         山川義一  教育次長           伊禮喜正  総務課長           平田 實  企画課長           仲地 勲  基地対策課長         神山正勝  財政課長           上間友一  税務課長           稲嶺盛徳  公文書館長          屋良奉子  会計課長           島袋文榮  住民課長           玉那覇 隆  民生課長           崎原盛和  環境保健課長         金城永和  国保年金課長         金良宗吉  建設課長           照屋信雄  都市開発課長         宮城盛善  経済振興課長         大城 操  教育総務課長         阿波根 進  学校教育課長         稲嶺光男  社会教育課長         田仲 弘  生涯学習支援センター建設室長 謝花良継  文化課長           嘉手納 昇  給食センター所長       幸地 清  水道課長           照屋光雄  消防長            照屋英雄  選挙管理委員会主幹      親田末光職務のため出席した事務局職員の職氏名  議会事務局長    松田久徳  次長兼議事係長   知念良範  主任主事      知念喜忠平成13年第245回北谷町議会定例会議事日程(第9号)               平成13年3月26日(月) 午前10時開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第4号 北谷町職員定数条例の一部を改正する条例について日程第3 議案第8号 北谷町児童館設置条例の一部を改正する条例について日程第4 議案第9号 北谷町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第10号 北谷北前海岸の海浜使用及び管理に関する条例の制定について日程第6 議案第15号 平成13年度北谷町一般会計予算について日程第7 議案第16号 平成13年度北谷町国民健康保険特別会計予算について日程第8 議案第17号 平成13年度北谷町老人保健特別会計予算について日程第9 議案第18号 平成13年度北谷町介護保険特別会計予算について日程第10 議案第19号 平成13年度北谷町公共下水道事業特別会計予算について日程第11 議案第20号 平成13年度北谷町水道事業会計予算について日程第12 陳情第23号 陳情書《すべての子供たちに公平な保育行政を》日程第13 陳情第24号 小中学校教科書採択に関する陳情書日程第14 発議第12号 嘉手納基地にかかる下水道料金配分問題の早期解決に関する決議日程第15 発議第10号 自衛官による女子中学生暴行事件に関する抗議決議日程第16 発議第11号 自衛官による女子中学生暴行事件に関する意見書日程第17 発議第13号 地域農業と農家経営を守るために緊急輸入制限セーフガード)の発動を求める意見書日程第18 発議第9号 閉会中の議員研修会等への議員等派遣に関する決議日程第19 委員会の閉会中の継続審査について日程第20 委員会の閉会中の継続調査について平成13年3月26日(月)午前10時00分開議 △開議 ○與那覇政保議長  これから本日の会議を開きます。本日の議事日程はあらかじめお手元に配布したとおりであります。日程に入ります。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○與那覇政保議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は会議規則第120条の規定によって、16番 宮平昌信議員及び17番 瑞慶覧朝義議員を指名します。 △日程第2 議案第4号 北谷町職員定数条例の一部を改正する条例について ○與那覇政保議長  日程第2 議案第4号 北谷町職員定数条例の一部を改正する条例についてを議題とします。本案について委員長の報告を求めます。 宮里友常総務財政常任委員長。 ◆宮里友常総務財政常任委員長  ご報告いたします。平成13年3月9日に本委員会に付託された議案第4号 北谷町職員定数条例の一部を改正する条例について、本委員会における審査の経過と結果についてご報告いたします。 審査は、平成13年3月14日に公務欠席の伊集委員を除く、全委員が出席して、第一委員会室で行いました。審査には、説明員として総務課長、民生課長、他各係長が出席しております。 まず総務課長より平成13年4月1日から開所する宮城児童館の事務職員1名を確保する必要があるとの説明を受けた後、審査いたしております。 主な質疑と答弁は次のとおりであります。職員の確保についての質疑に、職員については児童館や児童遊園等において児童の遊びを指導する児童厚生員1名と、児童厚生員の資格を有する嘱託職員1名、非常勤館長1名の合計3名の職員を確保したいとの答弁がありました。 また女性館長の登用と兼任についての質疑に、館長については限定せず、広く人材を活用したい。兼任については、現行の規定で非常勤館長は月18日以内の勤務とされているため、1名で複数の館長を兼任することはできない。また、児童館の管理運営上の責任も伴うので、現場の現状等から好ましくないとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第4号 北谷町職員定数条例の一部を改正する条例については全会一致で原案とおり可決すべきものと決定いたしました。以上でございます。 ○與那覇政保議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。これから議案第4号 北谷町職員定数条例の一部を改正する条例についてを採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって議案第4号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第3 議案第8号 北谷町児童館設置条例の一部を改正する条例について ○與那覇政保議長  日程第3 議案第8号 北谷町児童館設置条例の一部を改正する条例についてを議題とします。本案について委員長の報告を求めます。 中村重一文教厚生常任委員長。 ◆中村重一文教厚生常任委員長  本委員会に付託となりました議案第8号「北谷町児童館設置条例の一部を改正する条例について」の審査の経過と結果について報告致します。 審査は、3月14日、15日の2日間、第三委員会室において行いました。説明員として民生課長、社会福祉係長児童福祉係長が出席しております。主な質疑と答弁は次のとおりです。 「①宮城児童館の職員体制と館長の任期について②用務員の職務内容、各児童館に一人置かないといけないことになっているのか」との質疑に対し、「館長含めて3名の体制で、館長の任期は中央公民館に準じて、1年単位の委嘱で3カ年を基本に配置。用務員については各児童館に配置する規定はなく、宮城児童館への用務員の配置は考えていない。上勢桑江児童館には、5年間に限って配置。仕事は、施設内外の清掃、1日平均100名程度来る子供たちの窓口での応対、遊具の貸し出対応等が主な業務との答弁でした。 また「児童館の開館は午前10時か夕方6時まで、日曜日は休館になっているが、他の自治体の開館時間、休日の開館についてはどうなっているか。夜間の開放は考えていないか。遊具の設置についてはどうなっているかと」との質疑に対し、「宜野湾市でも開館時間は同じだが、警備員を配置している所では、児童クラブなどに7時ごろまで開放している。夜間開放をやっているところは、ボランティアの指導者がいて、子供達に空手や三味線等を教えながらやっている。本町では夜間開放は実施していないが、要望が出た場合には内容を十分検討し、関係機関とも調整をしながら取り組んでいきたい。遊具については多くの子供達が遊べるということで、上勢児童館の遊具と同等のもので約900万円のもの。メーカーの方で保険など、加入しており使われている材料も危険がないような遊具となっている。 「上勢桑江児童館は会館が午前10時からとなっているが、利用者はいるか。宜野湾の赤道児童館では、午前中は地域サークルにも解放しているが、本町でも実施する考えはないか」との質疑に対し、「上勢桑江児童館では、30数名の幼児クラブがあり保護者同伴で、早い時間に利用している。地域という形ではないが、新年度で母親クラブをつくる予定。児童館の職員が肩代わりをして事務をするのではなく、団体を結成させて開放する予定で、補助金として予算に計上している」との答弁でした。 概ね、以上のような審査経過を踏まえ、議案第8号「北谷町児童館設置条例の一部を改正する条例について」は、討論はなく採決いたしましたところ、全会一致で原案の通り可決すべきものと決しました。 以上でございます。 ○與那覇政保議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。これから議案第8号 北谷町児童館設置条例の一部を改正する条例についてを採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって議案第8号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第4 議案第9号 北谷町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について
    與那覇政保議長  日程第4 議案第9号 北谷町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。本案について委員長の報告を求めます。 洲鎌長榮経済工務常任委員長。 ◆洲鎌長榮経済工務常任委員長  ただいま議題となりました議案第9号 北谷町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、審査の経緯と結果についてご報告いたします。 本案は本年3月7日、本会議において当経済工務委員会に付託された議案であります。審査は本年3月15日午前11時より第二委員会室において6名の委員が出席し、説明員として建設課長および管理係長が出席をしております。 質疑の主な内容は次のとおりであります。この条例改正によって施設の改築義務が町に付与されるかとの質疑がありました。これにつきまして今後、建築される公営住宅にはバリヤフリー等、介護を受ける方々を考慮した構造の方向にあるが、現在の建物については町にその義務は生じない、また入居者の公募に際して、介護を受けている人を優先的に入居させる考えがあるかとの質疑がありました。これに対し、この条例によって公募の方法には、従来と変わることはないとの答弁がなされております。 次に、入居期間の15条を削除する理由についての質疑がありました。答弁として公営住宅は住宅に困窮する低所得者のための住宅であり、入居者の居住の安定の観点から、入居期間を定めることはできないとの指導があり、今回改正を期に削除した。ちなみに、それまで3年に1回更新手続きがなされていましたが、その更新手続きがなくなり、行政事務の省略化及び住民サービスの向上が図れるものと考えているとの答弁がなされております。 以上で質疑は終了し、討論はなく、採決の結果、議案第9号 北谷町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案の通り全会一致で可決するものと決定をいたしました。以上です。 ○與那覇政保議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。これから議案第9号 北谷町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって議案第9号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第5 議案第10号 北谷北前海岸の海浜使用及び管理に関する条例の制定について ○與那覇政保議長  日程第5 議案第10号 北谷北前海岸の海浜使用及び管理に関する条例の制定についてを議題とします。本案について委員長の報告を求めます。 洲鎌長榮経済工務常任委員長。 ◆洲鎌長榮経済工務常任委員長  ただいま議題となりました議案第10号 北谷北前海岸の海浜使用及び管理に関する条例の制定について審査の経過と結果についてご報告いたします。 本案は3月7日の本会議において、当経済工務常任委員会に付託された議案であります。審査は本年3月14日午前10時から第二委員会室において6名の委員が出席し、事務局から知念係長、そして説明員として都市計画課長が出席をしております。 質疑の内容は主に次のとおりであります。まず本条例の制定にあたって、沖縄県との調整についての質疑がありました。答弁としてこれまで幾度にわたり沖縄県と調整をし、宜野湾市にあるトロピカルビーチと同じ形態で委託されることから当当市の管理状況等も十分考慮し、3月末には協定書を交わす予定であるとの説明がなされております。 次に、条例による管理区域及び管理費についての質疑がありました。それについて海岸の延長950m、砂にして1万2千870立米、ビーチ部分が606.5m、駐車場が134台分、トイレ、シャワー等で、管理費は約2千万円程度であるとの説明がなされました。収入としてどんなことを予定しているかとの質疑がありました。それについてシャワー施設サンセットビーチと同規模であることから、その使用料として年間300万円程度を見込んでおり、将来的にはビーチパラソル、あるいはバーベキューセット用品の貸し出しによる収入を考えているとの答弁がありました。 次に遊泳区域、監視体制についての質疑がありました。答弁としてサンセットビーチと同規模の遊泳区域を指定する考えであり、監視体制を十分取って安全対策をとっていく、安全対策として平成10年度事業でクラゲの進入防止網を設置している旨の答弁がなされました。 次に管理区域は漁業区域となっているが、漁民との調整はどうなっているかとの質疑がありました。同区域は遊泳等に支障がないよう北谷漁協と操業しないという協定書が平成9年11月21日付けで交わされており、その際、約2千900万円程度の協力金も支払われているとの説明がなされております。 更に管理区域への水上バイク等の規制についての質疑がありました。それについて遊泳者の安全を確保するため原則的に乗り入れを禁止するよう水上安全条例の適用等、関係機関と協議していきたい。また同公園の安全確保をするため、アナウンスによる呼び掛け、また遊泳については1日7名の監視体制等をとっていく、更に掲示板等の設置も考えているとの答弁がなされております。 次に、公園事業によって人身において被害等、事故が発生した場合の管理責任及び補償についての質疑がありました。それについて公の施設使用については管理責任と使用者責任があり、管理責任の範囲内でのみ責任を負うことになる。使用にあたっては諸注意順守事項等について看板等を設置して注意を喚起し、更に管理体制を確立して安全の確保を図っていきたいとの答弁がありました。 次に砂の流出、あるいは飛砂によって補充する経費、あるいは維持補修についての質疑がありました。それについて砂の補充については県費負担の方向で調整中であり、軽易な修繕補修、あるいは公園の清掃美化を町は負担する。大規模な災害及び改修等は県負担の方向で調整しているとの答弁がなされております。 次に管理区域、南側突堤から普天間川までの間で、どうしてなぜ管理区域として指定しないかとの質疑がありました。それについては同区域は高潮対策としての海岸整備がされており、背後は町道として一体的に管理している状況から、レクレーション等として活用に適してないとの答弁がなされております。 更に同公園の供用開始に伴い、周辺の駐車対策についての質疑がありました。それについては134台の駐車場を新たに整備しており、更に安良波公園に隣接する県有地を取得し、約100台の駐車場を整備する計画があり、更に公園と安良波公園を人道橋によって結び、美浜公園駐車場と一体的な利活用を図っていきたいとの答弁がなされております。 以上で質疑は終結し、討論はなく、採決の結果議案第10号 北谷北前海岸の海浜使用及び管理に関する条例の制定については、全会一致で原案の通り可決すべきものと決定をいたしました。 ○與那覇政保議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。これから議案第10号 北谷北前海岸の海浜使用及び管理に関する条例の制定についてを採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって議案第10号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第6 議案第15号 平成13年度北谷町一般会計予算について ○與那覇政保議長  日程第6 議案第15号 平成13年度北谷町一般会計予算についてを議題とします。本件は各所管ごとに三常任委員会に付託されたものであります。これから会議規則第41条第1項の規定により、三常任委員長から順次報告を求めます。 宮里友常総務財政常任委員長。 ◆宮里友常総務財政常任委員長  平成13年3月議会で本委員会に付託されました議案第15号 平成13年度北谷町一般会計予算について本委員会の所管に関する審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 審査は、平成13年3月13日から16日まで、全委員出席のもと第一委員会室で行いました。審査には、説明員として企画、財政、税務課の各課長、各係長、そして消防長、次席、係長、選挙管理委員会主幹、総務課長、課長補佐、係長、公文書館長、会計課長、係長、監査委員担当主査議会事務局長、次長兼議事係長、基地対策課長、係長が出席しております。 主な質疑と答弁は次のとおりであります。企画管理費11節需用費、04印刷製本費345万6千円についての質疑に、町全世帯に配布する広報ちゃたん健康カレンダー、各9千部の印刷製本費で、南風原町の業者と既に契約が済んでいるとのことであります。また町政要覧1千部については、無償と有償配布を想定、印刷については町民ハンドブック男女共同参画社会推進計画等の印刷同様、業者についてはまだ決定していないとの答弁がありました。 特定防衛施設周辺整備調整交付金の減額計上についての質疑に、前年度予算の75%で計上したためとの答弁がありました。また同交付金、特別交付9千万円についての質疑に、平成14年までの継続事業の交付金で、安良波公園整備事業桑江中学校用地購入事業交付金との答弁がございました。 13節委託料、01投資的委託料1千385万3千円についての質疑に、地籍活用型GIS構築事業委託料で地理情報を地積図の中にいろんなデータを盛り込んだ形で活用できるシステムで、今回、都市計画情報と道路情報のデータ構築を予定しているとの答弁がありました。 美浜活性化対策費、15節工事請負費1千693万円の単独事業の内容についての質疑に、美浜地内道路照明工事、美浜1号線道路改修工事美浜公共駐車場の案内看板等、緊急的な対応費であるとの答弁がございました。財政関係では財政管理費220万2千円の増額の理由についての質疑に、第2次電算システム開発等に伴い、財務会計システムを再構築する必要が生じたため、電算知識を有した嘱託職員1名の採用によるものとの答弁がありました。普通財産処分金運用基金積立金4千949万8千円についての質疑には、事業の代替用地として上勢頭第2区画整理地31筆のうち、今回2筆の処分が予定されている。処分金は不動産売払収入として15款2項1目に計上してあるとの答弁がございました。税務関係では、自主財源である町税は、総予算の何パーセントを占めているかとの質疑に、約20.95%を占め、予算の伸び率としては約4.47%の伸びがあったとの答弁がありました。 町税の個人均等割、個人所得割、法人均等割、それぞれの件数についての質疑には、個人均等割が7千402件、個人所得割が7千361件、法人については全体で476件であるとの答弁がございました。 またハンビー美浜地区固定資産税額についての質疑に、平成12年度の実績から合計で4億217万3千円の税額であるとの答弁がございました。 消防関係では消防施設管理費、28節繰出金88万円についての質疑に、水道事業関係繰出金で消火栓202基分×4千円との答弁がございました。消火器の安全点検と対策についての質疑に、消火器の耐用年数は約8年と言われているが、安全点検は有資格者の消防設備士の判断にもよる。腐食が原因で爆発等の危険性がある消火器の取り扱いについては、定期的に広報ちゃたんで啓蒙活動を展開している。また5年ごとに消火器の点検を行い、不良機器については一部自己負担で取り替え等も実施しているとの答弁がございました。 非常備消防費、01報酬101万4千円は何名分の報酬かとの質疑に、団長1名、副団長1名、分団長4名、副分団長4名、団員15名、合計25名分との答弁がございました。 ハブの捕獲についての質疑に、ハブの捕獲は電流式1機と、手動式2機で条例制定以前から整備され、捕獲については現在の3機で間に合っているとの答弁がございました。 選挙管理委員会関係では今年度予定されている参議院議員選挙の対応についての質疑に、選挙方法が改正されたため開票作業は長時間かかると予想されていることから、事務の効率化と、応援体制を整え、即日開票で10時間以内には全て終了したいとの答弁がございました。 総務課関係では総括一般管理費、01報酬、03非常勤報酬1千25万3千円についての質疑に、町長専用運転手1名、電算職員2名、産業医1名、合計4名の報酬で前年度と同額計上との答弁がございました。 電子計算管理費の増額計上についての質疑に、現在使用されている電子計算機の使用契約が切れるのに伴い、現在の集中型汎用機から分散型クライアントサーバーシステムへの移行計画に基づく電子計算機第2次システム開発関係委託料8千926万5千円を計上したためとの答弁がございました。 時間外勤務の改善についての質疑に、時間外勤務手当については総務、財政、基地、会計、企画課の30名余りの職員が対象で、実績では2千万円を超えているが、前年度同額計上で課によって新たな業務が発生した場合等を考えると今度の分散型電算機導入でもすぐには対応できないが、通常の業務だと時間外勤務は改善できると思うとの答弁がございました。 自治振興費の増額計上についての質疑に、19節負担金補助及び交付金の自治会運営補助金の中で、平成13年度から保安灯維持費、電気料に要する経費146万2千円の新設と、その他各自治会への委託料との答弁がございました。 公文書関係では公文書館の利用状況と次年度の職員体制についての質疑に、平成11年度の一般来館者は533名、平成12年度は1千205名、平成11年度の借覧は612件、平成12年度(平成13年3月9日現在)で589件、平成11年度の閲覧は74件、平成12年度は278件で、来館者、閲覧件数とも大幅に伸びた。また次年度の職員体制は、非常勤館長1名、嘱託職員1名、臨時職員1名、常勤職員1名、合計4名体制との答弁がございました。 会計課関係では会計管理費、12節役務費3万円についての質疑に、口座振込以外の現金扱いについての公金運送保険料で、保障限度額は3千万円との答弁がございました。 基地対策課関係では基地対策費、13節委託料1千597万円についての質疑に、航空機騒音測定システム保守管理委託料と、区画整理促進調査委託料で、航空機騒音測定器は県が設置した2箇所分を除く砂辺と役場屋上に設置されている2箇所分である。また区画整理促進調査は、平成13年度に返還が予定されているキャンプ桑江北側部分の区画整理を確実に実施するための調査で、街づくりのためのアンケート調査や、ピーアール活動、視察、換地等、多くの分野が予想されるとの答弁がありました。 平和推進費151万2千円の増額についての質疑に、平和に関する資料の収集や、記録を調査するための嘱託職員1名分は報酬であるとの答弁がございました。 以上で、本委員会に関係する各課への質疑を終結し、その後討論に入り、討論はなく、採決の結果、議案第15号 平成13年度北谷町一般会計予算について本委員会に付託された所管分については全会一致で可決すべきものと決定いたしました。以上でございます。 ○與那覇政保議長  洲鎌長榮経済工務常任委員長。 ◆洲鎌長榮経済工務常任委員長  ただいま議題となりました議案第15号 平成13年度北谷町一般会計予算について、経済工務常任委員会所管の都市開発課、建設課、経済振興課の所管について審査の経過と結果についてご報告いたします。 本案は平成13年3月8日本会議において当委員会に付託された議案であります。審査は本年3月13日、午前10時から第二委員会室において全委員出席のもと質疑しております。 まず都市開発所管について申し上げます。説明員として都市開発課長、都市開発係長、公園緑地係長が出席をしております。質疑に先立ち、都市開発課長から資料に基づき歳入歳出について対前年に比べ大幅に増減している項目についての説明がなされております。質疑の主な内容は次のとおりであります。 公園の管理委託費が年々増加しているが、公園管理費及び積算方法のあり方についての質疑がありました。これについて町内の公園、北谷公園等27箇所、金額にして1億9千116万3千円で、見積もりについては管理公社が3社以上の見積もりを基に積算するものと、業務によっては都市開発課で3社以上からの見積もりによって算出している。 ちなみに、公園総務管理委託料が2千430万3千円増加している理由については、平成13年度から安良波公園の供用開始に伴い、沖縄県から北谷町に管理が委託されるための管理費及び謝苅公園の供用開始に伴う管理費並びに都市開発課所管の公園駐車場の利用時間の規制に伴う管理委託料を計上したためであるとの答弁がありました。 その中で、公園駐車場の利用時間の規制について、現在、公園周辺町民が駐車場として使用しているケースもあるが、その対策はなされているかとの質疑がありました。答弁として、公園駐車場の設置目的は、公園利用者の便宜に供するものであり、これまで夜間、同駐車場の騒音等で付近住民等からも担当課のほうに苦情が寄せられ、また刑事事件に発展しているケースもある。また廃棄車輌の投棄されている現状もあることなどから、利用時間を規制して管理を徹底し、公園駐車場としての本来の機能確保をする必要があるとの答弁がなされております。 次に、安良波公園環境整備事業2千95万円の内容についての質疑がありました。答弁としてその事業内容は安良波公園に隣接する県有地2千248㎡を駐車場として整備するため、特定防衛施設周辺整備交付金、つもりSACOによって平成11年度、平成12年度、平成13年度に分けてその用地を購入するものであり、平成13年度は155㎡を取得するための購入費を計上しているとの答弁がなされております。 次に、北谷公園人道橋下部工事についての質疑がありました。答弁として北谷公園と安良波公園の一体化を図るため、平成12年度で実施設計を完了し、平成13年度は幅員6m、長さ80mの人道橋の下部工事を計上しており、完成すれば人及び管理車両の通行に供する予定であるとの答弁がなされております。 次に、公園事業補助金が前年比で2億1千万円の減額なっていることについての質疑がありました。答弁として平成12年度で謝苅公園、砂辺馬場公園の用地購入が完了したための減額であるとの説明がなされております。 次に、桑江中央線及び役場アクセス道路設計業務委託料の内容についての質疑がありました。答弁として桑江中央線と現在計画されている県道24号線バイパスに平面交差する位置、及び構造等についての調査委託費を計上してあるとの説明がなされております。 次に、安良波公園ビーチ供用開始式典業務委託費の内容についての質疑がありました。それについて県が進めてきた安良波海岸の高潮対策事業及び環境整備事業が完了することに伴い、沖縄県と共同してその報告会を行うための予算計上であるとの答弁がなされております。 次に、新川公園自然ふれあい公園の環境調査費の内容についての質疑がありました。新川公園は自然とふれあう公園としての位置づけから供用開始前に動植物の生態調査を実施して区域を一定の目的とした公園にするためで、平成12年度に植物の分布、平成13年度は小動物、平成14年度は鳥類の生息調査を実施し、町民、特に子供達の情操教育に役立てる公園にするための調査であるとの答弁がなされております。その中で、環境調査は工事着工前にすべきではないかとの質疑がありました。これに対し、工事全体の中で平成13年度の調査に工事費全体の中での平成13年度の調査となったとの答弁がありました。 次に、公園管理委託について、今後、シルバー人材センターとの関係についての質疑がありました。シルバー人材センターの業務については当面、文化財発掘作業が主であると聞いており、現段階では考えていないとの説明がなされております。以上が都市開発課所管であります。 次に、建設課所管についてご報告いたします。説明員として建設課長、用地主幹、建設係長、管理係長が出席しております。質疑に先立ち資料によって補足説明がなされております。まず道路改修補助金が前年度比で1億7千948万円の増額について、その内容についての質疑がありました。答弁として、増額の理由は玉上宇地原線改築事業費で、その内容として町道宇地線を横断する140mの工事費、用地買収費10筆、物件補償費2件、墓13基である。ちなみに事業は平成5年から平成15年の間の事業であり、後年度は5筆の用地買収、13基の物件補償、120mの工事区間を予定しているとの答弁がなされております。 次に、交通安全特別交付金が前年比で60万円減になっている理由、及びその支出についての質疑がありました。当面として原資が交通反則金となっていることから、その国からの配分が減ったものであり、交通安全特別交付金は各行政区から交通安全施設カーブミラー、照明灯の設置要望に基づき、ヒアリングを行い、緊急性に応じて設置するものであり、今年度はカーブミラー10基、照明灯6基、それに区画線3地区を予定しているとの説明がありました。 次に市町村整備事業4千499万5千円の事業の内容についての質疑かありました。答弁として桑江16号線の新設事業で、北谷高校前から110mの工事施工及び新川線新設事業140mの工事施工のための工事費の計上であるとの答弁がなされております。 次に、事業の優先順位について、東部地域の道路が遅れているのではないかとの質疑がありました。これについて今年度から東部地域生活環境整備事業として宇地原公民館側の県道24号線、町道玉上宇地原までの道路整備にかかる実施設計費及び宇地原公園の進入口の決定ゃ、公園用地の境界を明確にする費用を計上しているとの答弁がなされております。 次に、住宅管理費867万6千円が前年比で193万円増額、及び町営住宅維持補修費が279万5千円の増額しているが、その理由及び事業内容についての質疑がありました。答弁として、砂辺町営住宅の居住者の高齢化に伴う階段手摺り等の設置作業及び町営住宅のシートの亀裂補修に関わる予算を計上したためであるとの答弁がなされております。 以上で建設課を終了し、次に経済振興課所管について報告いたします。説明員として経済振興課長、農林水産係長、商工労働係長が出席をしております。質疑に先立ちまして資料に基づいて補足説明がなれさております。質疑の主な内容は次のとおりであります。国庫補助金、農林水産事業国庫補助金が2億9千700万円が前年費で1億4千400万円の増額の理由についての質疑がありました。答弁として、海岸保全施設整備事業補助金5千400万円で、平成6年からの継続事業である港海岸高潮対策事業として階段式護岸47mの工事費、及び漁港整備事業補助2億4千300万円で、浜川漁港内の防波堤及び漁業従事者の高齢化に伴う浮き桟橋の設置工事、駐車場の漁具干し場等の工事費を計上しているとの答弁がなされております。 次に松食い虫防除事業費746万7千円の内容についての質疑があり、答弁として緊急雇用対策補助で、松食い虫被害木伐倒焼却100本、樹幹注入防除285本の委託費を計上しているとの答弁がなされております。 次に漁港整備事業費6千348万5千円の内容についての質疑があり、平成12年度に債務負担行為で計上した漁港用地取得費であるとの答弁がなされております。 次に漁港施設整備委託料3千100万円の事業内容についての質疑がありました。それについて漁港整備に伴う設計委託料及び高潮対策事業、埋立に伴う環境調査、フィシャリーナ事業等の土地利用等の調査費の計上によるものであるとの説明がなされております。 次に農業総務管理費の旅費105万1千円の内容についての質疑がありました。それについてフィシャリーナ事業に伴う先進地の長崎、あるいは神戸等に5名を派遣する旅費、その事業要望等の要請旅費を計上しているとの答弁がありました。 次に、トロピカルトライアスロン補助金600万円の支出の詳細についての質疑がありました。答弁として事務局費280万7千円、広報宣伝費20万5千円、運営費627万7千円、予備費27万4千円の答弁がありました。ちなみに収入として補助金以外に参加料227万5千円、助成金18万1千円、協賛金寄付金で35万円との説明がされております。 次に商工振興費、負担金補助700万円が対前年費で200万円減額になっている理由についての質疑がありました。それについて地域活性化事業として製塩事業の調査研究費を補助してきたがそれが終了することに伴い減額になったとの説明がなされております。 次に農業進行管理費の負担金補助金についての質疑があり、答弁として本町は5アール以上の畑を所有して農業を営む者が農協に農家としての登録をし、登録した農家が農薬及び農機具を購入する際にその2分の1を補助するもので、前年度実績で計上してあるとの説明がなされております。ちなみに、補助限度額は50万円であるとの答弁がなされております。 次に漁港管理費の漁港管理委託費252万円についての質疑があり、漁港の管理を漁協に委託する予算を計上しているとの説明があり、その中で委員から港内の清掃及び管理が不充分ではないか、漁港用地購入の際には港内の廃車、及び不法建物等の撤去をするとの説明があったが、それが十分に履行されておらず、担当課は今後管理、指導体制を十分にすべきであるとの意見がありました。 以上で質疑は終結し、討論はなく、採決の結果、全会一致で平成13年度北谷町一般会計経済工務常任委員会所管に関する部分については原案の通り可決するものと決定をいたしました。 ○與那覇政保議長  中村重一文教厚生常任委員長。 ◆中村重一文教厚生常任委員長  本委員会に分割付託となりました議案第15号「平成13年度北谷町一般会計予算」について、本委員会の所管分に関する審査の経過と結果について報告致します。 審査は、3月13日、14日、15日の3日間、第三委員会室において行いました。審査には、説明員として教育委員会より、次長及び教育総務課、学校教育課、社会教育課、文化課の各課長、係長、給食センター所長、また、国民年金課、民生課、環境保健課、住民課の各課長、他係長が出席しております。 主な質疑と答弁は次のとおりです。 「13年度は、どのような教育方針をもって予算編成をおこなったか。要保護の基準はどうなっているか。英国への中学生派遣について、心の相談員はどこに配置するのか」との質疑に、「教育方針については知、徳、体の調和の取れた人格形成についての取組の、5年次の最終年としての事業推進、国際理解のために英語教育の強化。英国への派遣事業を目玉として取り組んでいる。また、北玉小学校と幼稚園の改築。生涯学習支援センターを15年オープンに向けて事業を進めていく。要保護の基準については、非課税世帯になったら認める状況にある。幼稚園の就園率は住民票の対象年齢を各校区ごとに掌握すると、73%が幼稚園に入園するものとして予算計上。英国派遣については生徒一人あたりの費用は23万5千円で8名を予定。全日程は8日間、心の相談員は北谷・桑江中学校に配置し、すばらしい成果をあげている。小学校までの配置は国としては対応するようになっていないが、単独ででも13年に北玉小学校からやっていきたい。全小学校に必要だと考えている」との答弁でした。 「教育振興費314万円が減額となっている理由について。北玉小学校建設に伴いいつプレハブ校舎に移転するのか。授業で支障をきたす面があるのではないか。騒音や、安全面での問題はどのような対策を計画しているか。コンピュータ指導員の配置の理由について」という質疑に、「前年度で通学バスの購入によるものが減となったもの。北玉小の改築工事は、工期が2年にまたがるのでプレハブ校舎で対応。できるだけ工期を短縮したい。プレハブを7月23日に建て、14年の8月中旬から下旬まで授業はプレハブで行う。9月には新校舎で、授業ができるように工期を短縮。教育環境は冷房設備で対応し、授業にさしさわりがないように環境整備に勤めたい。フェンスなどを設けて安全確保を行う。コンピュータ指導員の配置は、すべての教師がコンピュータを子どもたちに教えることができるように、週に1日はコンピュータ指導員が各学校を回って、指導していく」との答弁でありました。 生涯学習支援センター建設に伴い、「職員の研修は予算に入っているか。民間活力の活用についてはどうか。一般財源での対応分があるか。職員配置はどうなっているか」との質疑に、「職員研修費は13年度予算には反映されていない。民間の活用は、1階でFM放送が150㎡のスペースに入る予定。補助対象外で町単独で図書の選書作業費がある。司書業務のため3名配置は16年4月開館に向けて必要な人員配置、備品購入費として開館に向けて5千冊の図書購入等、職員嘱託などで全体で24名を予定、図書館部門で10名、14名は支援センターに配置予定、支援センターは新たな業務なので20名前後の人数が必要とのことでありました。 社会教育課は、社会教育の方針、地区公民館の活動状況と中央公民館の活動状況、社会教育指導員、体育指導員の費用弁償はどうなっているかとの質疑に、社会教育の総体的な方向性は、12年現在で町民1千名を対象に生涯学習に関するニーズ調査を実施、それに基づく基本構想は今年度でとりまとめたい。公民館の活動は学習活動を基本にした施策の展開、12年度から地区館活動の管理運営に向けて意見交換を進めている。指導員の日額報酬は1日1千円、それ以外に町外の参加であれば1千300円の費用弁償であるとの答弁でありました。 給食センターの冷蔵庫の故障があるが、取り替えたほうがいいのではないか、食器の改善の計画があるかとの質疑に、冷蔵庫は建物にはめ込まれているため、取り替えるには多額になる。蓄蔵冷蔵庫で22年が経過しているがドアのパッキンがだめになっているので取り替えで当分はしのげるとの答弁でありました。 文化課については、シルバー人材委託料で、13年度からは北谷町のシルバー人材センターを利用する計画か、県の発掘調査の補助についてはどうなっているか、文化課の業務の中で、文化振興の観点については見直しが必要ではないか、北谷グスクについてはどう考えているか、今年度予算に関わるものがあるかとの質疑に、新年度からは発掘調査については町のシルバー人材センターを最優先して活用していきたい。発掘調査費の補助については、伊礼原B遺跡の補助は国が8割、県と町が2割となっているが、県は財政難ということで48万円の減となっている。各市町村も全県教育長会でも全額要求をやっているが、結果として減となっている。 生涯学習支援センターが出来たら業務の線引きは必要になってくると思うが、担当課としては未整備な部分、新しい文化事業の必要性は感じている。北谷グスクは構想までは立てているが、現状は基地内ということで実施については具体的な方向は導き出していない。年次ごとに基礎資料のデータとして少しずつ発掘調査を続けているとのことでした。 民生課については、児童福祉施設における入所児童処遇特別加算制度に関連する事業は、新年度に予算措置されているか、民生委員は町内に何名いるか、報酬はどのようになっているか、民生費負担金が増となっているが、その理由について、認可外保育園への助成措置についてはどうなっているかの質疑に、特別加算制度については保育所管理運営費の中の報酬に予算を計上。沖縄高等養護学校からの要請に添った形で1保育園で受け入れを予定している。民生費国庫負担金の増は、児童手当の負担金で、法改正により3歳以上就学前までの年齢引き上げに伴うものである。民生委員の定数は北谷町が40名、活動費用、民生委員、児童委員協議会に一人当たり年間8万7千500円を補助、認可外への補助は健康診断料で、町内在住児童に限り補助しているが、全児童には適用していない。いま検討を進めているところである。絵本代、ミルク代などがあったが、これについては県のほうで13年度に認可外保育園への実態調査が予定されているとのことでありました。 また、「シルバー人材センターの負担金、補助金、交付金の内容について」の質疑に、「管理費は1千815万円で、職員で2名分と臨時1名、役員報酬、常務理事、事務局長を含めての予算である。補助内示はまだ受けてないが予算計上は町単独での計画、内示は4月の中旬頃、県からは金額180万円だが、内示は出ている。国が1千20万円、県が180万円、合計1千200万円補助の予定。その他、諸事業に対しても補助があるとのことでした。社会福祉協議会事務所と第一保育所の改築は、保育所周辺にまとめるとの方針であったが、予算との関係で計画はあるかとの質疑に、保健相談センター周辺を福祉拠点として整備していきたい。社協の事務所建設予定地の地主が了解をしているので、用地購入は土地開発公社で先行取得し、13年度では事務所を整備する計画を持っている。補正で対応していきたいとのことでした。 環境保健課について、予防費1千372万円の委託料の内容について、医療事業対策費が0となった原因についての質疑に、予防費は各医療機関に委託している6種類の予防接種の委託料、個別の病院で予防接種を受けた場合に病院に払うもの、医療事業対策費は、沖縄市緊急医療事業負担金として緊急診療所への負担金を計上していたが廃止になったためとの答弁でございました。 また、ハブ対策費の委託業務内容と土、日の通報体制について、生ゴミ容器処理機への補助は3千円から2万円になっているが、従来の容器と変わっているのか、基本計画業務委託料、北谷町ゴミ処理計画の内容についての質疑に、ハブ対策はトラップの仕掛けや、チェック、ハブが捕獲された場合の大里村への搬送など、土日の通報体制は夜間や、日曜は消防にお願いするということで条例をつくるときに確認、生ゴミ処理機への補助は宜野湾市、沖縄市が2万円の補助をしており、歩調を合わせた。これまでコンポストに2分の1で3千円を限度として補助していたが、利用者が少ない。電動生ゴミ処理機は効率よく処理するのがあり、2分の1補助で2万円を限度として20台を予定、基本計画業務委託料は廃棄物処理基本計画を県に出すが、5年ごとの見直しをやる。人口増と商店街が増えたので、抜本的な見直しが必要となっているためとの答弁でございました。 沖縄市、宜野湾市、北谷町のゴミ処理負担金についてはどうなっていくのかとの質疑に、負担は13年度で1千240万円の増となるが、搬入割を押さえれば押さえるほど金額は安くなる。北谷町で4%程度のゴミを減量すると搬入割合で2千万円の減額となる。一人あたりのゴミ処理費を押し上げているのが美浜など商業系ゴミであり、ここをいかに押さえるかが問題であるが減量化は可能であるとの答弁でございました。 集団健診対象者の受診状況はどうなっているか。人間ドックの事業、個人負担はどうなっているか」との質疑に、「11年度では、基本健診対象者6千884名に通知し、受診したのが1千854名で、27%の受診率。基本健診は選択日を増やすために、全行政区での日程を通知して、12回の日程から選んで受けられるようにしてある。人間ドックは募集人員が140名、募集して2、3日でいっばいするので、13年度に向かって検討し、受診対象者を200名に増やした。受診機会は隔年で実施、今年受けた人は、来年は基本健診などで対応していってもらいたいと考えている。年齢は40歳から69歳までとしていたが、上限年齢を撤廃する予定である。個人費用負担は、国保加入者は自己負担が4千500円」との答弁でした。 「健康管理システムの事業内容について」の質疑に、「健康管理システムは健診情報、受信者の傷病歴、検査データなど、今までの資料をデータ化し、地区診断に役立てていく」とのことでした。 住民課について、「昼間の休憩時間における窓口業務は現人員では対応できないか。住民台帳基本ネットワークの事業内容について」の質疑に、「昼間の窓口業務実施に向けては、住民基本台帳基本ネットワークシステムの構築作業、コンピュータの機器変更で、データの打ち込みなどがあるので、現人員での対応は非常に厳しい。11年4月から12年3月末まで住民票、印鑑証明の発行などで約5万3千件。昼間の窓口対応は嘉手納町においては1日5件で、町村段階では最低2名の配置が必要と考えている。 住民台帳基本ネットワークは15年からの全稼動に向かって、全国の自治体が一斉に住民基本台帳の一部を改正する法律に基づき、準備を進めている。14年2月には一斉にテストできる体制を進めている」との答弁でした。 氏名、住所、生年月日、住民票のコード、全国共通の本人確認ができる仕組みを構築。情報については国が管理するのではなく、指定情報処理機関に委託してやる」との答弁でした。 国保年金課について、報酬の訪問指導が週5日となっているが、何名を予定しているか」との質疑に、「報酬は1名で看護婦資格を持っている人を予定。保健予防との連携をとってやりたい。訪問指導する人たちは重複受信者などの生活改善の指導。生活習慣病が多くなっているため、食事や、運動の仕方、薬の服用の仕方、日常の健康管理の指導。現在1名で週に3日出勤し指導している。対象者が45名いるので、週5日になると対象者を増やすことができると考えている。この事業は本人の重複受診、多重受診、薬の服用が減り、最終的には医療費の適正化が期待できると考えている」との答弁でした。 概ね、以上のような審査経過を踏まえ、討論はなく採決いたしましたところ議案第15号平成13年度北谷町一般会計予算の、本委員会に付託となりました所管分については、全会一致で原案の通り可決するものと決しました。以上で文教厚生常任委員会の報告といたします。 ○與那覇政保議長  これから3常任委員長報告に対する質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。これから議案第15号 平成13年度北谷町一般会計予算についてをを採決します。本案に対する3常任委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。本案は3常任委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。    (起立:全員) ○與那覇政保議長  起立全員です。したがって議案第15号は委員長報告のとおり可決されました。 しばらく休憩いたします。 △休憩(11時16分) △再開(11時28分) ○與那覇政保議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第7 議案第16号 平成13年度北谷町国民健康保険特別会計予算について ○與那覇政保議長  日程第7 議案第16号 平成13年度北谷町国民健康保険特別会計予算についてを議題とします。本案について委員長の報告を求めます。 中村重一文教厚生常任委員長。 ◆中村重一文教厚生常任委員長  本委員会に付託となりました議案第16号「平成13年度北谷町国民健康保険特別会計予算について」の審査の経過と結果について報告致します。 審査は、3月15日に第3委員会室において行いました。説明員として住民福祉部長国保年金課長、国民健康保険係長が出席しております。主な質疑と答弁は次のとおりです。 「退職者被保険者等療養給付費が、1004万円(29・9%)と急激に伸びている原因について」という質疑に「退職者の保険加入問題で厚生省から、退職者は退職者分の保険で、一般は一般の保険で対応するようにと、県、各市町村への指導があり、平成11年度末に北谷町でも状況を掌握し事務を進めた。その結果、予算の大幅な伸びとなっている。退職者被保険は、20年間以上社会保険に加入している方が対象となるが、年金受給者になって、自分で年金証書を持って窓口に申請しないと退職者保険ということがわからない。11年度に、関係機関等からリストを電算化し、退職被保険者の状況を全体的な把握をやって、保険の切り替えができたため」ということでありました。 「高額療養費個人負担の限度額、実績としてはどういうものがあるのか。1件あたりの最高支払額は」との質疑に、一部負担3割部分が、1ケ月に6万3千600円を超えた場合に差額を還付、過去3年あたりの平均伸び率などを勘案して、対前年度比で11.2%増の見込みで予算計上、高額医療は予測がつかみにくく、年々上昇傾向にあり、補正で対応している状況。1月あたりの最高支払額は12年度の見込みで、489万1千円である。」とのことでありました。 また、「国保税の限度額、徴収についてはどうなっているか」との質疑に対し、「医療費分が53万円。40歳から64歳までは介護保験の7万円の限度額が加算され、合計60万円になる。国保税の徴収は、2月現在で現年度分で78.62%。対前年度で1.61%の増となっている」との答弁でございました。 「健康まちづくり推進事業、総合データーバンク事業は、特別調整交付金で対応することになっているが、新規事業として総額はいくらになるか。介護保険がはじまって国保徴収に影響は出ているか」との質疑に、「不足分は一般会計から繰り入れし、総事業費は約2千万円。保険税徴収は、2号被保険者の介護保険料が加わっている年齢については、前年度より下がっているということです。 概ね、以上のような審査経過を踏まえ、議案第16号 平成13年度北谷町国民健康保険特別会計予算については、討論はなく採決いたしましたところ、全会一致で原案の通り可決すべきものと決しました。 以上でございます。 ○與那覇政保議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。これから議案第16号 平成13年度北谷町国民健康保険特別会計予算についてを採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。    (起立:全員) ○與那覇政保議長  起立全員です。したがって議案第16号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第8 議案第17号 平成13年度北谷町老人保健特別会計予算について ○與那覇政保議長  日程第8 議案第17号 平成13年度北谷町老人保健特別会計予算についてを議題とします。本案について委員長の報告を求めます。 中村重一文教厚生常任委員長。 ◆中村重一文教厚生常任委員長  本委員会に付託となりました議案第17号「平成13年度北谷町老人保健特別会計予算」についての、審査の経過と結果について報告致します。 審査は、3月15日の1日間、第3委員会室においておこないました。説明員として住民福祉部長国保年金課長、老人医療担当主事が出席しております。主な質疑と答弁は次のとおりです。 「歳出総額が14億5千512万4千円で対前年度比では12.58%の増。医療給付費でも対前年度比12.44%の大幅増となっているが、老人医療の推移と見通しについて。13年度事業で特に力を入れなければならないことについて」との質疑に、「町内には医療機関が多く、医療機器の高度化に伴って医療費が増高するとともに、多受診、重複受信者も増えてきていることが医療費を増加させる要因になっているのではないかと判断している。 新年度の取組としては、健康づくりのための保健事業や生活習慣の指導改善、訪問指導を充実させていきたい」とのことでありました。 また、「過去3年間の医療費の平均伸び率を、前年度の額に乗じて算出し、対前年度比で12.44%の増加を見込んで計上したということだが、老人保健法の改正で、医療費がこれまでの定額制から1割定率性になった。受診抑制によって医療給付件数、給付額にも大きな変動が出ると予測されるが、予算編成に当たっては例年どおりの計上の仕方でいいのか。国からの指導、通達などはないか」との質疑に、「13年度予算には、改正分については反映されていない」とのことでありました。 以上のような質疑を交わした後、討論に入りましたが討論はなく、採決の結果、議案第17号「平成13年度北谷町老人保健特別会計予算」については、全会一致で原案の通り可決するものと決しました。以上でございます。 ○與那覇政保議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。これから議案第17号 平成13年度北谷町老人保健特別会計予算についてを採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。    (起立:全員) ○與那覇政保議長  起立全員です。したがって議案第17号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第9 議案第18号 平成13年度北谷町介護保険特別会計予算について ○與那覇政保議長  日程第9 議案第18号 平成13年度北谷町介護保険特別会計予算についてを議題とします。本案について委員長の報告を求めます。 中村重一文教厚生常任委員長。 ◆中村重一文教厚生常任委員長  本委員会に付託となりました議案第18号「平成13年度北谷町介護保険特別会計予算について」の審査の経過と結果について報告致します。 審査は、3月14日、15日の2日間、第3委員会室において行いました。説明員として民生課長、社会福祉係長、介護保険係長が出席しております。主な質疑と答弁は次のとおりです。 「①1号被保険者、2号被保険者それぞれの対象者は何名か。金額と徴収率についてはどうなっているか②介護保険が始まる前の見込みと実績はどうなっているか。認定についてのクレームはないか」との質疑に対し「2月末日現在で、第1号被保険者数は2千883名、第2号被保険者が3千245名、3月1日現在の第1号被保険者の普通徴収の徴収率が80%で、662名。特別徴収は69.98%だが、年金から差し引かれるので最終的には100%になると見込んでいる。第2号被保険者の徴収率は76.1%、金額にして4千652万2千円。見込みと実績については、デイケアなどの居宅介護サービスが見込みよりも増となっているが、療養型医療施設の入所が当初の見込みよりも低くなっている状況。介護保険給付費では800万円余が不足し、円滑導入基金から取り崩して対応している。新年度においては借り入れを予定。どこの市町村でも財源不足となっており、那覇市で10億円、沖縄市では3億円、読谷村でもすでに1億不足しているとのことでありました。県内では3分の2の自治体で財源が不足しているとの県の見解で保険料は、3千762円が基本保険料額だが、不足したら2年後には保険料を上げざるをえない状況にある。民生課窓口への苦情等については、9月から11月末までの3ケ月間で約60件である。」とのことでありました。 また、「国民健康保険税も支払いが厳しい方もいるのに加え、2号被保険者が介護保険料まで徴収されるとなると、徴収率が低下するのではないかとの心配があるがどうか。介護保険の給付や医療費の伸びが予想される中で、健康維持のための事業は非常に重要になっているがとりくみについてはどうなっているか」との質疑に、「徴収率の低下は心配される。健康維持のためには介護保険の補完的な事業として、給食、寝具乾燥洗濯、旧デイサービス、ホームヘルプサービスを継続し、介護予防生活支援施策としてとりくんでいる」とのことでありました。 概ね、以上のような審査経過を踏まえ、議案第18号「平成13年度北谷町介護保険特別会計予算」については、討論はなく採決いたしましたところ、全会一致で原案の通り可決すべきものと決しました。 以上でございます。 ○與那覇政保議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。これから議案第18号 平成13年度北谷町介護保険特別会計予算についてを採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。    (起立:全員) ○與那覇政保議長  起立全員です。したがって議案第18号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第10 議案第19号 平成13年度北谷町公共下水道事業特別会計予算について ○與那覇政保議長  日程第10 議案第19号 平成13年度北谷町公共下水道事業特別会計予算についてを議題とします。本案について委員長の報告を求めます。 洲鎌長榮経済工務常任委員長。 ◆洲鎌長榮経済工務常任委員長  ただいま議案となりました議案第19号 平成13年度北谷町公共下水道事業特別会計予算について審査の経過と結果についてご報告いたします。本案は本年3月9日、本会議において当経済工務委員会に付託された議案であります。 審査は3月14日、午前11時から第2委員会室において6名の委員が出席し、議会事務局から知念係長、説明員として都市開発課長、下水道係長が出席をしております。質疑に先立ち、下水道係長より本町の下水道普及状況について、資料に基づいて説明がなされております。それによりますと、平成13年度2月末の人口普及率は96.4%、水洗化率93.9%、世帯普及率95.5%、世帯水洗化率93.4%、未接続世帯538世帯となっているとの説明がなされております。 次に質疑の主な内容について申し上げます。まず嘉手納基地の下水道利用料金の案分率の協議の進捗状況及び供託されている金額についての質疑がありました。答弁として、いまのところ3市町村の意見がまとまらず、その目処が立っていない厳しい状況にあり、供託されている金額は1億3千270万円程度になっており、鋭意協議を重ね、早期解決を図りたいとの答弁がなされております。 次に下水道普及率の向上の方策についての質疑がありました。それについてはパンフレット等を配布し、下水道普及率向上の月間を設定し、啓蒙活動、広報誌による広報を実施しているとの答弁がなされております。 次に9節旅費について日本下水道協会主催の技術講習会派遣旅費18万7千円の内容、及び効果についての質疑がありました。答弁として、排水設備申請システムが大幅に改正されたことに伴い、担当者を福岡県に派遣し、講習を受講させるための派遣旅費を計上しているとの答弁がなされております。 次に流域下水道汚水処理負担金についての質疑がありました。答弁として汚水量として年間6万610立方で、金額にして2億5千万円程度を計上している。ちなみに1立方の負担金は40円となっているとの説明がありました。 次に、水洗便所改造貸付資金200万円を計上した根拠についての質疑がありました。それについて貸付実績を通して平成10年16件、平成11年6件、平成12年4件となっており、昨年の250万円から50万円減額して200万円を計上したとの説明がなされております。 次に下水道使用料が前年比に比べて3千124万2千円の増の理由の質疑について、住宅建築の増加、美浜地区の大型店舗立地によるものであるとの説明がなされております。 ちなみに使用料の内訳で、一般住宅2億680万円、米軍基地施設から2億480万円を見込んでおり、キャンプ桑江7千650万円、キャンプ瑞慶覧3千260万円、嘉手納基地9千570万円の実績見込みを計上しているとの説明がなされております。 次に、維持管理費が対前年で1千49万1千円増加しているが、その増額の理由についての説明がありました。答弁として北前公園付近の本管の破損により改修するための工事費を計上してあるとの答弁がなされております。 次に、下水道事業費が対前年比で1億4千444万4千円の増額の要因についての質疑がありました。それについて桑江16号線の幹線雨水排水路として112mのボックスカルバート設置と、北谷団地北側窪地の10世帯のマンホールポンプ型式の汚水送水管工事を計上しているとの説明がなされております。 以上で質疑は終結し、討論はなく、採決の結果、議案第19号 平成13年度北谷町公共下水道特別会計予算案については全会一致で原案の通り可決すべきものと決しました。 ○與那覇政保議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。これから議案第19号 平成13年度北谷町公共下水道事業特別会計予算についてを採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。    (起立:全員) ○與那覇政保議長  起立全員です。したがって議案第19号は委員長報告のとおり可決されました。 ○與那覇政保議長  しばらく休憩いたします。 △休憩(11時55分) △再開(13時30分) ○與那覇政保議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第11 議案第20号 平成13年度北谷町水道事業会計予算について ○與那覇政保議長  日程第11 議案第20号 平成13年度北谷町水道事業会計予算について議題といたします。本案について委員長の報告を求めます。 洲鎌長榮経済工務常任委員長。 ◆洲鎌長榮経済工務常任委員長  ただいま議案となりました議案第20号 平成13年度北谷町水道事業会計予算について審査の経過と結果についてご報告いたします。 本案は本年3月9日、本会議において当経済工務常任委員会に付託された議案であります。 審査は3月15日、午前10時より第2委員会室において6名の委員の出席のもと、議会事務局の知念係長、そして説明委員として水道課長、課長補佐、それから業務係長、管理係長が出席をしております。 質疑に先立ち、本会議で質疑のあった営業収益の中で基地給水が責める割合についての説明がありました。それによりますと、平成11年度営業収益7億1千176万1千832円の中で、キャンプレスター、嘉手納基地、瑞慶覧基地を含め、基地給水の割合は27%になっているとの説明がありました。 その内訳は嘉手納基地及び瑞慶覧基地施設提供対価量1億6千954万7千465円、キャンプレスターの使用料に2千271万7千80円、合計で1億9千226万4千545円であるとの説明がなされております。 次に質疑の主な内容は、次のとおりであります。まず、基地施設提供対価量の1千262万1千円が減収になっている理由についての質疑がありました。それによりますと、答弁として基地内の老朽管の敷設替工事が完了したことに伴い、漏水管が減少したことによるとの答弁がなされております。 次に、給水の平均単価158円98銭となっているが、県内での水道料金のランクについての質疑がありましたが、それについて市町村ごとに算出方法が異なるため、比較が難しいが安いほうで上位にランクされていると認識しているとの説明がありました。 次に、本庁の水道料金に対する消費税が3%となっているが、それによって国の補助事業等に影響はないか、また町が負担している金額はこれまで総計でどれだけになっているか、また今後も3%課税していくのかについての質疑がありました。 答弁として、いまのところ補助事業について何ら影響は生じてない、平成9年から平成13年2月末までの消費税の町負担の2%は2千704万円となっている。将来的にはキャンプ桑江の基地側部分及び南側部分の返還に伴う事業量が増大することから、建設改良資金等の積み立ての必要性から消費税について検討を要する時期にきており、監査においても指摘を受けている旨の答弁がなされております。 次に、新年度事業についての質疑がありました。答弁として北谷地内配水管敷設工事及び、北前配水管敷設工事、上勢頭配水管敷設工事2件、合計合計4件の工事を予定しているとの答弁がなされております。 以上で質疑は概ね終結し、討論はなく、採決の結果、議案第20号 平成13年度北谷町水道事業会計予算案については全会一致で原案の通り可決すべきものと決しました。 ○與那覇政保議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。これから議案第20号 平成13年度北谷町水道事業会計予算についてを採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。    (起立:全員) ○與那覇政保議長  起立全員です。したがって議案第20号は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第12 陳情第23号 陳情書《すべての子供たちに公平な保育行政を》 ○與那覇政保議長  日程第12 陳情第23号 陳情書《すべての子供たちに公平な保育行政を》議題とします。本案は所管の文教厚生常任委員会に付託されたものであります。 これから陳情第23号について会議規則第41条第1項の規定により委員長の報告を求めます。 中村重一文教厚生常任委員長。 ◆中村重一文教厚生常任委員長  本委員会に昨年12月議会で付託となりました陳情第23号「すべての子どもたちに公平な保育行政を」についての審査の経過と結果について報告いたします。 審査は、昨年の12月8日、今年の2月13日に第3委員会室において行いました。説明員として陳情者の北谷町私立保育研究会から、阿嘉よね子会長他5名が出席しております。 最初に陳情者から趣旨について説明を受けました。それによりますと「北谷町内の認可外保育園に対しての補助は、現在、児童の健康診断料1人当たり年間1千円以内となっているが、全児童対象とはなっていない。町立及び私立認可保育所と比較して、同じ憲法のもとで保障されている児童であるのにも関わらず、公立・認可園との間に援助の格差がありすぎる。少なくとも子どもたちへの牛乳の現物支給、遊具及び絵本代の補助や職員健康診断料について補助をしてほしい」とのことでありました。 主な質疑として「町内の認可外保育園には何名の園児がいるか。他の自治体での認可外保育園への補助はどのようになっているか。」との質疑に対し、「沖縄には全国の10倍ぐらいの認可外保育園があり、北谷町内の認可外保育園では1千名余の町内外の子供が保育されている。 他の自治体での認可外保育所への補助は、那覇市で給食・遊具費が児童1人当たり年間7千500円、沖縄市で給食費として1人当たり4千円、浦添市で児童1人当たり行事費として3千200円、読谷村で牛乳の現物支給、教材費が1人当たり1千円、西原町で行事費として1人当たり1千500円、北中城村で500円されている。その他に、職員の健康診断料、団体への補助などがおこなわれている」とのことでありました。 また、「園児一人当たりの平均月額保育料、陳情項目にかかる年間金額についてはどのように見ているか」との質疑に、月平均保育料は2万3千円、「具体的に支援として①牛乳の現物支給、②行事費や遊具、絵本への補助③職員の健康診断料への補助、児童の健康診断料は町外を含む全児童への支給を検討してほしいが、金額について牛乳は毎日支給で、1人あたり1万2千円、絵本代4千440円などを含め、最大、年間2万1千640円がかかると見ている。」とのことでありました。 概ね、以上のような審査経過を踏まえ、陳情第23号「すべての子どもたちに公平な保育行政を」については、討論はなく採決の結果全会一致で採択すべきものと決しました。 以上でございます。 ○與那覇政保議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。これから陳情第23号 陳情書《すべての子供たちに公平な保育行政を》を採決します。本案に対する委員長の報告は採択です。 お諮りします。本件は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって陳情第23号は委員長報告のとおり採択することに決定しました。 △日程第13 陳情第24号 小中学校教科書採択に関する陳情書 ○與那覇政保議長  日程第13 陳情第24号 小中学校教科書採択に関する陳情書を議題とします。本案は所管の文教厚生常任委員会に付託されたものであります。これから陳情第24号について会議規則第41条第1項の規定により、委員長の報告を求めます。 中村重一文教厚生常任委員長。 ◆中村重一文教厚生常任委員長  本委員会に付託となりました陳情第24号「小中学校教科書採択に関する陳情書」についての審査の経過と結果について報告致します。 審査は、2月13日に第3委員会室において行いました。説明員として沖縄県教職員組合の山本隆教育文化部長が出席しております。 陳情の趣旨は、教職員や保護者が教科用図書の展示会への参加や、十分な研究・検討ができるような条件整備を進めるために、教科書展示の場所を多くし期間を長くすること。現場の教職員が参加しやすいような体制をつくることや、現在の教育事務所単位の中採択区から市町村単位の採択区にすることの検討などが柱になっています。 陳情者による趣旨説明では「戦前は、教科書は国定であったが、今日では指導要領に基づき文部省の検定があり、自由に作って自由に使えるものではない。現在、8社の民間業者が教科書を発行しており、4月からは教科書採択に向けた作業が始まる。中頭では5~6月にかけて教科書展示を始め、7月末までには結論を出し県教育委員会に報告し、8月ごろには文部省に提出。来年の4月には各学校に無償で配布される。教科書展示は、全県13会場でおこなわれるが法定展示期間は14日間で、沖縄には50セットが送られてくるが、1町村でじっくり展示はできる数ではない。教科書採択は現在、市町村ではできないが、閣議決定された『規制緩和推進計画の再改定について』では将来的には学校単位の採択に向けて検討していく必要があるということで、現行の採択地区の小規模化や採択方法の工夫改善を促している」とのことでありました。 また、「教科書展示にどのような条件整備が必要か。地区別による教科書採択は副読本の活用もあるが、本当、先島との教育内容に違いはないか」とのことに対しては、「県内には50セットが6地区で展示されるが、期間が短く場所の問題等もあり参加者が少ない。展示では参加者からアンケートでもって、それを教科書づくりに反映される仕組みになっているがあまり利用されていない。展示する教科書セットを増やすと同時に、2週間かけて図書館や公民館などで展示されれば意見がもっと反映されるのではないか。教師が参加できるような行事の調整も必要。本島と先島の教育については文部省の検定を通っていくので、教科書の内容に基本的な違いはない。どの教科書を使おうと最低、基本的なところは押さえられている。これまで地区ごとの教科書の違いで特に問題となったことない」とのことでありました。 概ね、以上のような審査経過を踏まえ、陳情第24号「小中学校教科書採択に関する陳情」については、討論はなく採決の結果、全会一致で採択すべきものと決しました。 以上でございます。 ○與那覇政保議長  これから委員長報告に対する質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。これから陳情第24号 小中学校教科書採択に関する陳情を採決します。本案に対する委員長の報告は採択です。 お諮りします。本件は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって陳情第24号は委員長報告のとおり採択することに決定しました。しばらく休憩いたします。 △休憩(13時50分) △再開(14時45分) ○與那覇政保議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第14 発議第12号 嘉手納基地にかかる下水道料金配分問題の早期解決に関する決議 ○與那覇政保議長  日程第14 発議第12号 嘉手納基地にかかる下水道料金配分問題の早期解決に関する決議を議題とします。提出者の趣旨説明を求めます。 洲鎌長榮経済工務常任委員長。 ◆洲鎌長榮経済工務常任委員長  発議第12号 嘉手納基地にかかる下水道料金配分問題の早期解決に関する決議について、平成11年1月1日から嘉手納基地からの下水道が連結をされ、公共下水道料金を徴収するようになつておりますけれども、この間、当議会の本会議及び、委員会においても何度となくこの案文の問題が取り上げられておりますけれども、未だ一向に解決をされておりません。従って、このような財政状況の厳しい中においては、やはりこの1億円余りある供託金を早めに解決をし、財政に繰り入れて町の財政として活用していくことが必要であることから、先だって、経済工務委員会において協議をし、今定例会において委員の皆さんの同意を得ておりますので早期解決に関する決議を提案するものであります。 それでは案文を読み上げます。 嘉手納基地にかかる下水道料金配分問題の早期解決に関する決議について、長年にわたり懸案の米軍嘉手納基地より排出される汚水処理問題は、三市町並びに関係機関のご尽力により1998年12月28日に米国政府と契約を締結し、1999年1月1日より供用開始された。 1998年11月16日に三市町で締結された協定書によると、嘉手納基地より徴収した下水道使用料金から負担金等の諸経費に見合う額を差し引いて、残額の2分の1を北谷町、沖縄市及び嘉手納町の三市町で均等に配分する割合とすることで合意している。 しかしながら、残額の2分の1の配分率が決定されず、2年余の間、金融機関に1億3千万円余が供託されたまま、三市町の協議が遅々として進展していないのは誠に遺憾である。 現下の財政状況は、景気低迷の長期化による税収の減少等から厳しい状況にあり、財源の充実強化は緊急の課題である。 よって、三市町においては、按分率に関する問題を早急に協議し、配分問題の早期解決を図られるよう強く要望する。 以上、決議する。2001年3月26日、沖縄県中頭郡北谷町議会、あて先、沖縄市長、嘉手納町長、北谷町長。以上であります。皆さんのご賛同よろしくお願いを申し上げます。 ○與那覇政保議長  これから質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。 お諮りします。発議第12号については会議規則第39条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって発議第12号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。 これから発議第12号 嘉手納基地にかかる下水道料金配分問題の早期解決に関する決議についてを採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって発議第12号は原案のとおり可決されました。 △日程第15 発議第10号 自衛官による女子中学生暴行事件に関する抗議決議 △日程第16 発議第11号 自衛官による女子中学生暴行事件に関する意見書 ○與那覇政保議長  日程第15 発議第10号 自衛官による女子中学生暴行事件に関する抗議決議及び、日程第16 発議第11号 自衛官による女子中学生暴行事件に関する意見書の2件を一括議題とします。提出者の趣旨説明を求めます。 3番 照屋 宏議員。 ◆3番(照屋宏議員)  発議第10号、発議第11号について一括して趣旨説明を申し上げます。 その前に、この問題に関しましては、3月21日の基地対策特別委員会で抗議をしていこうということで協議をいたしましたが、委員の中から基地対策の特別委員会の所管事務ではないということで議員提案という形で提案されたものであります。 しかしながら、自衛官による少女暴行事件という極めて重大な事件でありますし、議員諸賢の賛同を得て、ぜひ抗議並びに意見書を提出していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。まず事件の概要ですが、3月12日午後6時ごろ、航空自衛隊恩納分屯基地所属の二等空尉目黒弘光34歳が、本島内で帰宅途中の女子中学生を写真のモデルにならないかと誘ったが、断られたためにカバンを取り上げて自己の所有するワンボックスカーに連れ込み、海岸近くの空き地で乱暴しようとした。ところが抵抗されたので、言うことを聞かないと海に突き落とすと脅し、全く抵抗できなくなるまで少女を抑圧した上、暴行し、辱めるという事件が発生したわけであります。 事件は被害者本人及び、その家族からの告訴により発覚し、3月16日午前、県警が容疑者を逮捕したものであります。 容疑者は犯行を認めています。この事件に関しましては、県内ではいち早く県の教育委員会、それから政党、青少年育成団体等が抗議行動を展開しております。 議会では恩納村議会、那覇市議会が決議し、それから読谷村議会と県議会はこれから決議を予定しているとのことであります。防衛庁の対応は3月17日午後、防衛副長官、航空幕僚長、南西航空混成団司令、那覇防衛施設局長らが稲嶺県知事、県議会、恩納村長、那覇市長に直接謝罪をしております。 このように、この事件は国民、県民の生命、財産を守るべき立場にあると言っている自衛官幹部による県内未成年子女に対する悪質な性犯罪であり、また交通が発達した現今、同種事件はいつ何処ででも起こり得るものであります。 本町議会としても町民の生命、財産、人権を守る議会の責務、及び青少年の健全育成の立場から見逃すことのできない事件でありますから、断固たる抗議をして自衛隊の綱紀粛正の徹底、再発防止の対策を強く要求、要請していきたいのであります。議員諸君の全会一致のご賛同をよろしくお願いいたします。それでは読み上げて提案をいたします。 自衛官による女子中学生暴行事件に関する抗議決議、去る3月12日午後6時ごろ、航空自衛隊恩納分屯基地所属の二等空尉が、帰宅途中の県内女子中学生を無理やり車に乗せて、海岸の空き地に連れ込み、脅迫のうえ暴行して辱めた事件が発生した。 この卑劣な行為によって、被害者本人及びその家族に与えたぬぐい去ることのできない苦しみを思うと、断じて許せるものではない。 あいつぐ米兵による犯罪、事件に加え、県民の生命・財産を守るべき立場にある自衛官まで、いたいけな少女の尊厳を無惨に踏みにじる行為に及んだことに対し、大きな衝撃と怒りを覚えるものである。 よって北谷町議会は、町民の生命・財産・人権及び、青少年の健全育成を図る立場から、関係当局に厳重に抗議するとともに、自衛隊の綱紀粛正の徹底と再発防止の対策が講じられるよう強く要求する。以上、決議する。2001年3月26日、沖縄県中頭郡北谷町議会、あて先、那覇防衛施設局長、航空自衛隊恩納分屯基地司令、南西航空混成団司令となっております。 次に意見書のほうは内容は、ほぼ同じでございますので、省略させていただきます。 「要求する」を「要請する」に、そして「以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。」というふうになっております。あて先は内閣総理大臣、防衛庁長官、沖縄県知事、衆議院議長、参議院議長、以上でございます。どうか、皆さんよろしくご賛同のほうお願いします。 ○與那覇政保議長  しばらく休憩いたします。 △休憩(14時56分) △再開(15時07分) ○與那覇政保議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 これから質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。 お諮りします。発議第10号及び発議第11号については会議規則第39条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり)
    與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって発議第10号、発議第11号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから発議第10号 自衛官による女子中学生暴行事件に関する抗議決議について討論を行います。 16番 宮平昌信議員。 ◆16番(宮平昌信議員)  提案されました議案に対しまして反対の立場から討論を行います。日本国憲法におきまして、自衛隊法というものの組織の中で、自衛隊が組織されて、いま任務が遂行されております。そしてまた警察におきましては、警察法という国の最高機関でもってその趣にそって警察の業務が遂行され、また、あらゆる国における機関におきましては、国家公務員、あるいは地方におきましては、地方自治法に基づきまして地方公務員がその任務にあたっております。 国家公務員、自衛隊、そして警察、地方公務員、先生方、全て公立でもって差別なく憲法の下の平等の中でいまこの日本国家においては、あらゆる分野においてお仕事が行われているわけであります。 さて、今回の事件に関しまして、やはりその趣旨はよく分かります。しかしながら、我が沖縄県におきましては、県民の代表である県知事が既にこの事件に対しましては適切に処理されている、そして関係する市、村におきましても、その旨、この本件に対しましては、あらゆる面からして適切に処理されているわけであります。 職業によって、抗議の対象、意見書の対象、抗議する、抗議しないというのは職業に対する一つの差別であるのではないのかなあと、やるのではあれば全体に、あらゆる国家公務員、国民にこれが適用されなければいけない。抗議にいたしましても、意見書にいたしましても、しかしながら今回、抗議決議、意見書、こういう共産党員である議員が提案者になっております。何となくこのイデオロギー思想が、あるいは選挙がらみの何かが見え隠れするのではないかなあと、そういう感じも受けないわけではない。 純粋なる立場で県民の代表として県知事がその旨適切に処理されたものを何故、この我が北谷町の議会で、また行わなければいけないのか。これが1つ理解に苦しむところであります。 ちなみにやるのであれば、我々は先程も申し上げました内容も、提案者も変えて、スムーズに進行しましょうと、皆で悪いところは悪いと、素直な気持ちでやりましょうと提案もいたしましたけれども、これも拒否されました。 そういう意味から致しましたら、やはりそこには何かがあるのかなあと、何か絡んでいるのではないかなあと、このように疑問に思うわけであります。やるべきことはやるというのが、それは本筋でございます。けれども、我々が要求した、要請した、お願いしたのも全て拒否される。そういうことではなくして、もっと穏やかな中できちんとやれば全会一致でも私はできたのではないかなあと、このように思うわけであります。 職業に貴賤はなし、誰がやっても抗議、意見書は出さなければいけない。しかしながら、特定な職業に対してのみ、こういう組織のみに対して抗議、意見書を出すというのも、いろんな今回の状況からして私は不適当だと、まだまだ時間を掛けるべきだと、このように思いまして、本案件に対しましては反対を致します。 ○與那覇政保議長  次に本原案に対し、賛成者の発言を許します。 17番 瑞慶覧朝義議員。 ◆17番(瑞慶覧朝義議員)  提案された議案に賛成の立場から討論を申し上げます。この抗議決議案の提案にあたって冒頭提案者の照屋議員から基地対策特別委員会で取り上げなかったことについて若干報告ありましたけど、私のほうからもう少し詳しく補足して賛成討論の前に説明をしたいと思います。 基地対策特別委員会で協議をしたわけでありますけれども、その委員の中で、基地対策特別委員会の設置の目的に、自衛隊基地というのが明記されてないということで基地対策特別委員会で取り上げるべきではないんじゃないかという意見がございました。 それで委員会全体として、それでは、抗議するには議員提案しかないということで基地対策特別委員会の副委員長である照屋宏議員、そして私と、二人が提案者になりまして、賛同者を得たものであります。 まず賛成討論をする前に、新聞報道等で知る限り、幼気な少女に、言うことを聞かなければ海に落とすと脅迫して、自分の思いを達すると言うことは、人間社会にあって到底許せることではない、卑劣極まりないその行為に対し、断固抗議しないわけにはいかないのではないでしょうか。まして、その行為をしたものが、国民の生命と財産を守る立場であると言われている自衛官幹部の行為であるならば、まさに言語道断であります。 良識ある我々北谷町議員全体が強い抗議をすべきではないかと思います。この抗議決議案の提案者の一人として、この文面を見た限り、この抗議決議案に対してはイデオロギーの問題等を何らはさまない、はさむもんではない内容になっているはずであります。 そういうことで、どうか議員諸賢が全体の全会一致をもって強く抗議をすべく、賛成の討論と致します。よろしくお願いします。 ○與那覇政保議長  次に原案に反対の発言を許します。    (反対討論なし) ○與那覇政保議長  次に原案に賛成の討論を許します。 4番 中村重一議員。 ◆4番(中村重一議員)  私は提案されています自衛官に女子中学生暴行事件に関する抗議決議に賛成の立場から討論を行います。 先程、反対討論の方からありましたけれども、私は2点について厳しく批判したいと思います。まず1点は、自衛隊は自衛隊法や、法律に基づく存在だと言うことで職業に対する抗議の対象としてはならない。差別であると言うことを言っております。そして日本共産党議員が提案者であるから、それを変えれば賛成する。これは言っていることと矛盾していることであります。また、「日本共産党が提案者となるのを変えれ。」というのは、まさに思想信条、そして政党支持の自由に対する厳しいこういうデタラメな態度ではないでしょうか。これは政党支持も宗教の自由も認めない、こういうものではないかというふうに思うわけであります。 先程イデオロギー問題があるのではないかということがありましたけれども、この内容については誰が少女の暴行を行おうと、それは間違っている、こういう立場からの提案であります。それは人道上許されない問題だということであります。県内マスコミでもこの自衛官、暴行事件、女子中学生に関する暴行事件では相当な批判があるわけであります。 防衛庁副長官もこの件では沖縄に来てすぐ謝っております。これは一自衛官の問題ではない、防衛庁・自衛隊全ての問題だ、求められるのは不幸な事件に会われたご本人と、ご家族の心情に思いをいたし、その悲しみ、苦しみを自分のものとして沖縄での任務を果たすということだと、そういう口調で述べていると、これは防衛庁ですらこの事件は一自衛官の問題ではないということをはっきりと言っているわけです。ですから県議会でも29日に抗議決議を予定しているわけであります。 また、この防衛庁長官は19日の参議院委員会で、県民の信頼を多く裏切る不祥事を起こした事は痛恨極まりなく、沖縄県の皆さまに対しても深くお詫びを申し上げると、こういうことを言っているわけであります。 ですから、これは一自衛官ということではなくて、自衛隊全ての問題であったということでトップが認識しているわけであります。ですから、こういう事件は絶対あってはならないし、許してはならない。こういう思いからの提案であり、子供たちの人権や環境を守る、こういう立場からの素直な提案であります。 これに対して提案者が共産党議員だからとか、そういうことで反対討論するのは全く筋違いと、こういうふうに指摘しなければなりません。私たち日本共産党は戦前から弾圧によって戦争反対、天皇制反対を言っただけで捕まえられ、拷問された、そういう時代から平和のために頑張ってきた政党であります。また自衛隊についても即解散、こういうことを一度も言ったことはないわけであります。その自衛隊については憲法9条、これの完全実施、即ち戦争の放棄、武力での威嚇、こういうことをやらない、この立場で自衛隊を将来的には国民の合意で無くしていくんだと、こういう立場に立っているわけであります。そして戦争のない世界、戦争のない平和な日本、沖縄、これを築くために頑張っている政党であります。 この政党の議員が提案するから反対だというのは本当に筋違い、こういうことを強く指摘しておきたいと思います。こういうことを述べて、私は提案されております「自衛官による女子中学生暴行事件に関する抗議決議」に賛成の立場から討論を終わりたいと思います。 ○與那覇政保議長  しばらく休憩いたします。 △休憩(15時23分) △再開(15時31分) ○與那覇政保議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 これで討論を終わります。 これから発議第10号 自衛官による女子中学生暴行事件に関する抗議決議を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。    (起立:多数) ○與那覇政保議長  起立多数です。したがって、発議第10号は原案のとおり可決されました。 これから発議第11号 自衛官による女子中学生暴行事件に関する意見書を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。    (起立:多数) ○與那覇政保議長  起立多数です。したがって、発議第11号は原案のとおり可決されました。 △日程第17 発議第13号 地域農業と農家経営を守るために緊急輸入制限セーフガード)の発動を求める意見書 ○與那覇政保議長  日程第17 発議第13号 地域農業と農家経営を守るために緊急輸入制限セーフガード)の発動を求める意見書を議題とします。提出者の趣旨説明を求めます。 13番 洲鎌長榮議員。 ◆13番(洲鎌長榮議員)  発議第13号 地域農業と農家経営を守るために緊急輸入制限セーフガード)の発動を求める意見書について提案理由の趣旨説明を申し上げます。 輸入生鮮野菜は、平成10年8月の下旬から10月中旬までの長雨と台風の影響によって、生鮮野菜が高値になったのを期に一気に増加し、平成11年も平成10年の高値の影響、夏場の高温多雨の影響、円高等から前年比20%増となっております。平成12年秋口まで国内産が記録的な安値にも関わらず、輸入野菜は、それを下回る価格で外食産業を中心に販売拡大して増加しております。そのため、ミニトマトやピーマン、ねぎをはじめ、国内産野菜や果実の市場価格が低迷し、多くの生産者がこのままでは生産割れになると危機感を強めている。野菜産地を持つ地方自治体は政府に対し、セーブカードの発動を求める決議を行い、これによる意見書や請願書の数は、平成12年議決分で意見書1千348件、請願書3件、平成13年議決分意見書58件、合計で1千409件の多数にのぼっている。 野菜は、他の農畜産物で自給率が大幅に低下する中で、高い自給率を維持して検討してきた農産物である。しかし、この数年、野菜の輸入急増は国内産地に大きな打撃を与えている。特に中国や韓国等は国家の支援も得て、自国内では消費の少ない品目、品種を日本市場に向け生産するようになり、日本の生産そのものの存続を危くする危険性をもっている。 よって、日本の農業を守る立場から本議会においてもセーフティーカードの発動を求めるものであります。それでは意見書の案を読み上げます。 地域農業と農家経営を守るために緊急輸入制限セーフガード)の発動を求める意見書、野菜をはじめとする外国の農畜産物の輸入が激増し、地域農業に重大な影響を与えている。市場価格が冷やされ、野菜価格などは長期にわたって低迷し、生産農家は運賃や箱代にもならないと悲鳴を上げています。 1992年から1999年の7年間に、玉ねぎ6倍、ブロッコリ4倍、牛肉17倍、里芋3倍、椎茸6倍、ニンジン・カブ17倍など生鮮野菜の輸入が激増し、これに加えて乾燥、塩蔵、加工品を含めると膨大な輸入量になる。 WTO協定では、「セーフガードに関する協定」で農林水産物から工業製品まで、あらゆる品目を対象とし、特定産品の輸入急増によって国内産業が重大な被害を受け、また、受ける恐れがあることが政府の調査によって明らかになったときに、緊急輸入制限セーフガード)を発動できることになっており、その発動内容は、輸入数量制限もでき、4年間継続できるもので、国内産業を守る有力な手段になります。 よって、政府におかれては、輸入急増によって深刻な影響を受けている農業と農家の生活を救済するために、WTO協定にもとづく緊急輸入制限セーフガード)の発動を行うよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 記、1.激増する輸入農産物を抑えるため、セーフガードの発動に向けて調査を開始した3品目について、ただちにセーフガードを発動すること。2.これ以外の農林水産物についてもセーフガードの対象品目を拡大すること。20001年3月26日、沖縄県中頭郡北谷町議会、あて先、内閣総理大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、財務大臣となっております。 ○與那覇政保議長  これから質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。 お諮りします。発議第13号については会議規則第39条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって発議第13号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。 これから発議第13号 地域農業と農家経営を守るために緊急輸入制限セーフガード)の発動を求める意見書を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって発議第13号は原案のとおり可決されました。 △日程第18 発議第9号 閉会中の議員研修会等への議員等派遣に関する決議 ○與那覇政保議長  日程第18 発議第9号 閉会中の議員研修会等への議員等派遣に関する決議を議題とします。 提出者の趣旨説明を求めます。 16番 宮平昌信議員。 ◆16番(宮平昌信議員)  閉会中の議員研修会等への議員等派遣に関する決議でございます。本件に対しましては、議員の公務災害の件で、どうしてもこれを決議しておかなければいけないということで、平成13年度内の件でございます。 閉会中の議員研修会等への議員等派遣に関する決議、本議会は、閉会中に開催される下記の諸研修会等へ全議員または該当議員等を派遣することを決議する。 記、1.沖縄県町村議会議長会主催による議員研修会等(平成13年度県議長会主催による諸研修会)、2.中部地区町村議会議長会主催による議員研修会(平成13年度中に開催される研修会)、3.本町議会主催による議員研修会(平成13年度中に開催される研修会)、平成13年3月26日、沖縄県中頭郡北谷町議会、以上でござまいす。よろしくお願い致します。 ○與那覇政保議長  これから質疑を行います。    (「質疑なし」という声あり) ○與那覇政保議長  質疑なしと認めます。 お諮りします。発議第9号については会議規則第39条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって発議第9号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。    (「討論なし」という声あり) ○與那覇政保議長  討論なしと認めます。 これから発議第9号 閉会中の議員研修会等への議員等派遣に関する決議を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって発議第9号は原案のとおり可決されました。 △日程第19 委員会の閉会中の継続審査について ○與那覇政保議長  日程第19 委員会の閉会中の継続審査についてを議題とします。総務財政常任委員長から審査中の事件について、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。 △日程第20 委員会の閉会中の継続調査について ○與那覇政保議長  日程第20 委員会の閉会中の継続調査についてを議題とします。議会運営委員長、総務財政常任委員長、経済工務常任委員長、文教厚生常任委員長から所管事務及び所掌事務のうち、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました所管及び所掌の特定事務について閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。したがって委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 お諮りします。これまで本定例議会において議決されました議案及び、決議、その他の案件の条項、字句、数字、その他整理を要するものについては会議規則第45条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」という声あり) ○與那覇政保議長  異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定しました。 以上で、本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。 平成13年第245回北谷町議会定例会を閉会します。 △閉会(15時45分)  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。平成13年3月26日   北谷町議会議長  與那覇政保   署名議員     宮平昌信   署名議員     瑞慶覧朝義...